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2007年5月 6日 (日)

手品ができる本

手品関係の書籍の中には、その本自体を使ってマジックを演じることが出来る、というものがあります。

今日は、そんな遊び心にあふれた本を何冊かご紹介しましょう。

Photo_18 「大人をへこます伊藤一葉の手品の本」伊藤一葉著 二見書房(1976年)

著者の伊藤一葉氏は1970年代に一世を風靡したコメディマジシャン。「この件についてなにかご質問は?」というセリフは流行語にもなり、ドラマやCMにも出演し幅広く活躍していましたが、1979年45歳の若さで亡くなりました。ちなみに弟子の伊藤夢葉氏はご当地浜松市出身です。

この本はそんな一葉氏が初心者向けのマジックを解説した本ですが、表紙にも「活字が消えちゃう不思議な本!」とある通り、この本を使って、活字が全て消えて真っ白になってしまう、というマジックを演じることが出来ます。真っ白なノートに絵が現われる「魔法の絵本」というマジックがありますが、それと同じ原理です。但し、このマジックを演ずるためには、本にちょっとした「加工」をしなければいけないのですが、この作業が少し大変でした。

Photo_20 「気賀康夫作品集」気賀康夫著 石田天海賞委員会(1973年)

「ブックテスト」というジャンルのマジックがあります。観客が1冊の本の中から選んだ単語や文章を術者が当てる、というもので、即席で行える方法から特殊な道具を使う方法まで、さまざまな手順が考案されています。本書ではアネマンの考案したブックテストの手順をアレンジしたものが解説されており、さらにちょっとした「仕掛け」が施されています。アネマンの手順では観客が本を見て文章を覚える際、術者は観客の方を見る必要があります。しかし、本書を使用してアネマンの手順を演じれば、観客が文章を覚えている際、術者は後ろを向いていても演技が可能になります。

ちなみにアネマンの手順は、同じ氣賀氏の「トランプマジック」(東京堂出版)にも解説されています。

Photo_21 「即席マジック入門事典」麦谷眞理著 東京堂出版(1997年)

本書と腕時計を使用して行う、「マジック・ローレックス」というマジックが解説されています。マジックというよりは一種のバーベット(相手をひっかける賭け)のような手順です。

さて、手品ができる本の紹介、という以上、泡坂妻夫氏の「しあわせの書」を取り上げないわけにはいきますまい。しかしこの本、詳しく説明しようとするとどうしてもネタバレになってしまいます。そんなわけで未読の方は予備知識無しで読んでびっくりして下さい。(^^ゞ

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