トラップドア
観客にコの字型の切れ込みのある名刺サイズくらいの紙を、親指と人差し指でつまんで持ってもらいます。紙のフチの部分は指の上にあります(写真左)。紙をつまんだまま観客に目をつむってもらいます。観客が目を開けると、フチの部分は指の下側になってしまいます(写真右)。
数学者でもあるトポロジーマジック研究の第一人者、ロバート・ニール氏の代表作です。まるでフチの部分が指を通りぬけたかのような不思議な感覚のするマジックです。特に口上など無くてもそのまま演じれば充分不思議ですが、マイケル・ウェーバー氏のように、紙をネズミ捕りに見立てて「脱出マジック」として演じてみても面白いでしょう。
こちらは「ワウ!マジック」という科学マジックセットの中にあった「バックトゥーザフューチャー」というパズルマジック。
片面に老人、もう一方の面に青年のイラストが描かれたスポンジ製のシートがあります。シートには2つの穴が開いています。老人のイラストの面を上に向け、観客に2つの穴に親指と人差し指を通してもらい、さらに指先をくっつけてもらいます(写真左)。指先をくっつけたままでは、シートを裏返して青年のイラストの面を上に向ける(写真右)のは不可能に思えますが、術者はシートを裏返してしまいます。
伸縮性のあるスポンジを使うのがミソ。紙だと破れる危険性があります。
中央にコの字型の切れ込みのある紙幣の表面を観客に向け、切れ込みの部分をつまんでもらいます(写真左)。そのまま紙幣を小さく折り畳み、再び広げると紙幣は裏向きになっています(写真右)。
上記の「トラップドア」や「バックトゥーザフューチャー」は、紙やシートをねじったりひっぱったりする必要があるので、若干スマートさに欠けるきらいがありますが、こちらは畳んで開くだけで紙幣がひっくり返るので、非常にスマートですし、不思議さもより強いです。以前ある方に見せていただいて「一目惚れ」したトリックです。
ちなみに、氣賀康夫氏の著書「ビギナーズマジック」(東京堂出版)には、このマジックを改案した「不思議の国のアリス」というマジックが解説されています。アリスが小さくなる薬を飲んで小さな扉をくぐり抜けてしまう、という演出が面白いです。













ワンダーランドビルは以前会長から貰いました。其の節は、ありがとうございました。
投稿: うーだん | 2007年6月14日 (木) 07時21分
おや?この系統の最高傑作だと個人的に思っている「Stand Up Arrow」が無いですね?
あ、すでにトラップドアの範疇を越えたモノなのかもしれませんね。
#冗談ヌキでそれくらい私は気に入っていますよ。(^^;)
投稿: 愛野の小林 | 2007年6月15日 (金) 12時43分
>>うーだんさん
「ワンダーランドビル」はいいよねぇ。本文でも書きましたが、「第一印象で決めてました」という感じで一目惚れですよ。
>>愛野小林さん
どうも^_^;
まぁ、身近すぎて逆に書き辛いんであえて外しました(^^ゞ
投稿: 日曜手品師 | 2007年6月15日 (金) 21時29分
初めてコメントさせていただきます。
このワンダーランド・ビルというパズルマジックを是非覚えたいのですが、上記「ビギナーズマジック」とう本を購入すれば、分かるのでしょうか?
教えてください。
投稿: Tom | 2007年11月 1日 (木) 20時48分
Tomさん、はじめまして。
「ビギナーズマジック」で解説されている手順では、紙幣ではなくイラストの描かれた紙を使って演じるようになっていますが、原理は同じなのでこちらの本を読めば「ワンダーランド・ビル」も演じられますよ~。
投稿: 日曜手品師 | 2007年11月 2日 (金) 00時20分
ありがとうございます。
購入してみます!
投稿: Tom | 2007年11月 6日 (火) 21時03分
「ビギナーズマジック」は他にも面白いマジックが載っているので、個人的にオススメの一冊です(^_^)/
投稿: 日曜手品師 | 2007年11月 7日 (水) 19時49分