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2011年7月13日 (水)

金沢文庫の手品本1

Photo_3 1970年代半ばから80年頃にかけて、マニアックな手品本ばかりを出版していた金沢文庫という出版社がありました。私もこの出版社の本、すべて持っているわけではありませんが、手持ちの分だけでも簡単に内容を紹介してみたいと思います。出版社自体がすでに無いので、当然どの本も絶版ですが、今回紹介するものは現在でも古書店で比較的容易に入手することができます。

「社交マジック」 西村幸夫

収録されているマジックはサロン系が中心。書名に「社交」とあるように、結婚式での演じ方、パーティーでの演じ方、、一般宴会での演じ方、と演じる場所によってどのように演じ分ければよいか、ケースバイケースで解説されています。

「絵で見るマジック」 平岩白風

書名の通り、豊富なイラストでマジックの解説がなされています。ポップなイラストを見ているだけでも楽しいです。「工作手品本」のおもむきもあり、道具を自作するマジックが多く紹介されていて、紙コップ製の卵カップや取り出し用サイコロなどの作り方も解説されています。

「クロースアップマジック」 松田道弘

コインスルーザテーブル、スポンジボールの手順、カップアンドボールなどの傑作マジックを惜しげもなく解説。また、色変わりハンカチ(カメレオンシルク)やロープ切りなどのサロン系のマジックも解説されています。のちに「即席クロースアップマジック入門」の書名で筑摩書房から復刊され、さらにブッキングより原題で再度復刊されました。

「百万人のトランプ手品」 氣賀(氣賀)康夫

著者が大学のマジックサークル用に作ったテキストを元にしたもの。フォースやコントロールなどの基本技法がひととおり解説されていますが、技法の解説のあとには必ずその技法を使ったマジックが解説されているので、ステップバイステップで技法の習得ができるようになっています。現在、本書を増補改訂したものが東京堂出版より、「トランプマジック」「ステップアップ・カードマジック」の2冊に分けて刊行されています。

ところでLILLIPUTさんも仰っていますが、本書収録の「催眠術の芯理」というマジック、解説を読むと本書を使ってマジックができるように本自体に「仕掛け」がしてある、とあるのですが、肝心の「仕掛け」がなされていません(^_^;)

「即席マジック」 高木重朗

タイトルに「即席」とありますが、解説されているマジックは準備がいるものがほとんどです。本書で言う「即席」は、身近な道具を使っているので、観客から見れば即席でおこなっているように見える、というくらいの意味でしょうか。収録されているのは、簡易サムタイ、コインアセンブリー、カッアンドボール、タバコのマニピュレーションなど本格的なマジックばかり。また、巻末には簡単にできる催眠法が3種類解説されています。

「サロン・マジック」 長谷川ミチ

書名の通り、サロンマジックの解説本。シルクやロープを使ったもの、簡単に作れる装具を使ったプロダクションマジックなどが解説されています。イラストも豊富でわかりやすく解説されています。

「ファンカード入門」 長谷川詩玲

手品本というだけでも対象範囲が狭いのに、さらにファンカードの技法のみを解説、というめちゃくちゃニッチな層をターゲットにした本。イラストが豊富で、見ているだけで楽しいけど(^_^;)

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