本日のネタは図形消失パズル。いくつかのパーツを組みあわせて作られた図形、そのパーツをバラバラにしてもう一度同じ形を組むと、なぜかパーツが足らなくなる(または余る)、というアレです。その原理を応用した商品をいくつかご紹介しましょう。
まずは「ビジネスカード・パラドクス」。
4片のピースを組み合わせてトランプの裏模様を作ります。一度バラしてピースを表向きにして組むと、中央部に四角い空白ができます。術者は名刺を取り出して空いたスペースに置きます。
自分の名刺を渡すためのネタというわけです。マジシャンの自己紹介としては面白いかもしれません。普通の商談でこんなことするやつがいたら引きますが^_^;
こちらは「北欧の魔法のトランプ」という商品。
4片のピースを組み合わせてトランプの裏模様を作ります。一度バラしてピースを表向きにして組むと、女性のヌード写真が現れますが、「肝心な部分」が欠けています。
なかなか洒落た一品です。商品名に「北欧」とあるあたりに時代を感じます。(昔はポルノといえば「北欧」というイメージがあったのですよ)
こちらは、「THE MAGIC SHOW」という仕掛け絵本の中の「パズリング・ポスター」というページ。
ページの左側に4片のピースがあり、そのピースを組み合わせて、ページ右側にある見本の絵と同じものを作ります。ピースをバラして裏返し、もう一度同じ絵を作りますが男性の顔の部分が欠けてしまいます。ページ中央下の「ゴミ箱」のフタをあけると欠けたピースが出てきます。
この本、読者自身が観客となってさまざまなマジックを楽しめるようになっています。ほかにもいろいろと面白いマジックがてんこもり(テンヨーの近藤博氏考案の「ジグザグトリック」も収録されています)で、オススメの一冊であります。
こちらはテンヨーのプラスワンキャンペーンの景品の「ゴーストパズル」。考案は鈴木徹氏。
見本を見て幽霊が描かれた4片のピースを組み合わせます。ピースをバラし、見本と一緒に裏返してもういちど組み合わせると、空白ができます。幽霊も最初は10人だったのに、9人に減っています。1個の
ピースを予備のピースと交換して見本と同じになるようにします。もう一度ピースをバラし、見本と一緒にひっくり返して組み直すと、今度はパーツがはみ出てしまい、幽霊も11人になっています。
図形の変化と連動して、幽霊の数も変化するという現象が面白いです。
というわけで、jpmagicさんのところで以前紹介した「Marlin's Zaubertrank」が取り上げられていたので、ちょっと便乗。ちなみに今日紹介した製品はいずれも同じ原理を使っていますが、「Marlin's Zaubertrank」は、プラスαの「タネ」があるため、上記の原理を知っている人程驚くマジックになっています。何せ最初と最後で面積が一切変わっていない(!)のですから。
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